仏教と心理学、難しそうですよね。
正直、うまく説明できる自信はまったくありません。というか、ほとんど勉強できてません。私が師匠の仏教塾に通ったのは、ほんの1年くらい・・・。それでも、目からウロコがどれだけ落ちたことか!
この状態で仏教を書こうなんて、なんと無謀な!と、恐れおののいていますが、あえて無知な私のまま、その驚きと感動、私が師匠の教えをどう受け取ったか、という視点で書こうと思います。仏教と心理学に詳しい方からしたら噴飯物だと思いますが、そこはご容赦を💦
まず、仏教というと、えっ、お葬式でしょ?というイメージですよね。私はずっと「亡くなった方をお経であの世へ送るお仕事」と思っていました。今、日本で仏教といえば、大半の方は「お葬式や法事でお世話になる」というイメージしかないと思います。
ところが。違うんですね〜
まず、仏教はインドで生まれたものです。お釈迦様が開祖と言われています。お釈迦様は、釈迦族の王様のご子息でした。お名前は、ゴータマ・シッダールタ。聞いたことありませんか?仏陀(ブッダ)というのは「さとりの境地に達した者」という意味で、仏陀はゴータマ・シッダールタさんただ一人。「お釈迦様」と呼ばれるのは、ゴータマ・シッダールタさんが釈迦族の王子様だったからだそうです。
えー、お釈迦様がどうして『さとり』を開かれたのか、とか、仏教の歴史、などはすっ飛ばします。ご興味のある方は、ぜひ一緒に勉強しましょう♪
で、その仏教。お釈迦様は、ご自身が『さとり』をひらかれたことを、弟子たちに説いています。お釈迦様がお亡くなりになった後、弟子たちがお釈迦様の教えを世の中に伝えようとしたことが宗教になっていったようです。それがお経の中に書いてあります。例えば、有名な「般若心経」の中に「舎利子」という言葉が出てきますが、これ、人の名前なんですよ。お釈迦様が、弟子である舎利子さんに教えを説いている、という形になっています。
要するに、「信仰」ではなく、「お釈迦様の教えを実践して、『さとり』を開く道」を説いているんです。
ということは、仏教は亡くなった方のためにあるものではなくて、生きている人のための教えなんですね。いや、生死も超えている、と言えるかもしれません。
日本では一般的に、仏教といえば「宗教」と捉えられていますが、学問としての仏教、「仏教哲学」は、今、ドイツが最も進んでいるそうです。ですから、日本からドイツまで仏教を学びに行かれるお坊さんもいらっしゃるそうですよ。私はそんなことはまったく知らなかったので、本当に驚きました。
で、私の師匠、村山先生は、この仏教哲学を教えてくださったんです。
力尽きました~💦 続く!