世の中のためって?9

前回、井筒俊彦さんの「意識の形而上学」を読んだところで終わりましたが、この本、目次を見ただけで本を閉じたくなります・・・。が!頑張って読みましたよー!

この本は、「大乗起信論」という経典について書かれています。大変難しい本ではありますが、私なりに解釈してみました。まず、難しい用語を、自分の知っている単語に置き換えてみます。

◆真如・無・空・形而上≒仏性

◆無明(妄念)・形而下=今、現在、人間が認識している世界(顕在意識)

◆意味分節体・存在分節体=人間個人・石・木・草など、この世界に存在する「もの」

書いていて頭痛がしてきました💦  本を読んでいないと、さっぱりちんぷんかんぷんだと思いますが、要するに、

「今、現在、人間が認識している世界」は、仏性が分かれて出来上がっている世界だということ。

この世に存在するもの(生命があろうとなかろうとすべてのもの)は、すべて仏性でできている、ということ。

を、論じているのです。・・・と思います💦

これ、道元禅師の話と共通してますよね?道元禅師は「一切衆生悉有仏性」を、「人間というのは、仏性の一切れである」と仰っています。

村山先生は、道元禅師のいう「仏性」と、ユングのいう「集合的無意識」が同じものである、と教えてくださいました。実際、仏教の言葉で、末那識・阿頼耶識という言葉があるのですが、

末那識(まなしき)=フロイトのいう無意識

阿頼耶識(あらやしき)=ユングのいう集合的無意識

と、捉えられているのです。(・・・若干、微妙ですが。)

これ、すごいと思いませんか?お釈迦様は2500年前の方ですよ。この時、すでにこういう考えを説いていた、ということになりますよね。道元禅師、今から約800年前の方です。この時にユングと同じ考えを書き残しているわけです。もっと言えば、お釈迦様の前にも、同じような考えがあったわけです。いかに東洋思想が素晴らしいか!

そして、村山先生は、

「人間は、もともとの持っている心に、自分も幸せになり、人をも幸せにする、絶対の心を持っている。一切れ持っている。この一切れを、どこまで拡大させるかが、人間の最も大事な所。」

これが道元禅師の主張だと仰います。

さらに、

「自分の心の中に寝ている、自分を幸せにする心、それをどうやって自分の顕在意識に持ち上げて、自分の中で、アイディアとして持ち上げられるか。他からこの人を救おう、なんて、絶対できやしない。全部、自分の問題は自分で解決できるだけのものを自分で持っている。もっと言うと、解決できる問題以外はない。だから、自分の周りにある、自分の生活に起きている悩みから、逃げてはいけない。悩みをごまかしてはいけない。絶対解決できる問題しかないから。逃げるな、ごまかすな。全部自分で解決できる。」

これが村山先生の基本的な人生観だとおっしゃいました。この人生観は、道元禅師の仏性論を学んだ時から持った人生観だそうです。

もう、しびれますよね。これこそ、道元禅師のいう「修行」だと思うんです。

そして、

この一切れを、どこまで拡大させるか

ですよ。「一切れ」って、いったい何だ、ということです。

仏教が第一の目的とするところは何か。それは、「さとり」をひらくこと、でした。では、「さとり」を開くとは?

自分の潜在意識の奥の奥の深層までいくと、すべては繋がっていると理解すること。

これが「さとり」の第一歩だと、私は考えています。これが正しいのかどうかすら、わかりません。なにしろ、仏陀はお釈迦様ただ一人なんですから・・・。でも、仏教の経典は、2500年かけて、ずっとこのことを伝え続けています。そして、「哲学」という学問も、このことをずっと論じているのだと思います。

もちろん村山先生も、このことを私達に伝えようと、様々なお話をしてくださっていました。私はそれに気づくのに、何年もかかりましたけど・・・。

2019年版「展望と開運」の「はじめに」にも、このことが書かれています。村山先生の想いが伝わってきます。

この「一切れ」というのは、すべてが繋がっている大生命(仏性)から分かれた「一切れ」=人間のことでもあります。要するに、「私」は、宇宙の大生命の「一切れ」である、ということ。だとしたら、「私」というのは、自分自身と思っているこの私はもちろんのこと、家族も、会社の同僚も、地域の人すべても、地球上すべての人も、「私」と捉えることができるわけです。

だからこそ、「自分自身と思っている私」が自分を整え、幸せになっていったら、すべての生命に、地球自体に、影響を与えうる、ということだと思うんです。自分自身と思っているこのちっさな「私」をどこまで変化させることができるか。だからこそ、「どこまで拡大させるか」、なんだと思っています。

これ、気学の考え方もまったく同じだと思うんです。

気学は、「九星気学風水」といって、地球上のすべてのものを9つに分類して、九星としています。ということは、大きな「一切れ」が9つある、ということですよね。そして、「世の中のためって?1~3」で書いた、「内気と外気」の話、あれも、「私」が大きくは宇宙にまで影響を及ぼす、という話でした。気学・易は、「太極」からすべてが分かれ出た、と説いています。そして、その分かれ出たものの特徴・分かれ出たもの同士の関わり方・物事の考え方・行動指針を教えてくれています。私はこれを、「地球のルール」だと考えています。気学・易は、5000年以上前にできたものなんですよ。仏教より2500年以上前から、「地球のルール」を説いているんです。すごいですよね!

九星気学風水・易・仏教を学んで「私」を幸せにしていくことが、世の中のためになると信じています。これが正しいかどうかを検証するには・・・実践あるのみ!

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