方位盤からの考察 2

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先日、ニュージーランドで銃乱射事件が発生しました。ニュージーランドは留学立国で、たくさんの国の人が英語を学びに来ています。どの国の人であっても、どの世代であっても、みんな仲良くしていました。私が行ったのはオークランドなので、クライストチャーチの雰囲気はわかりませんが、きっと同じだと思います。こんな事件が二度と起こらないように、心から祈ります。

さて、前回からの続きです。

戦術と戦略、なんて、今まで考えたこともなかったので、あちこちに考えが飛んでいました😅

まぁ、私の個人的な考えなので、少々こじつけでもお許しください💦

さて、なぜ日本人は戦略を立てるのが苦手か、という、一個人が論じるには無理すぎる話ですが続けてみます。まず戦略、というのは、中長期的な目標を達成するためのプラン。ということは、最初の認識がもし間違っていたら、とんでもないことになりますよね。少しの違いでも、それが長期になればなるほど本来の目標と乖離していくはずです。

でも、日本人って、現状を素直に見ることができなくないですか?建前が先にきたり、ちょっと前に流行った忖度があったり、空気を読む、といって、本当は思っていないことでも周りに合わせてしまうとか。長期的なプランを立てる最初の段階でそんなことがあると、もう戦略としては最初から機能しないことになる気がします。それを最もあらわしているのが、第二次世界大戦ではないでしょうか。アメリカに勝てる見込みは全くない、と誰もが知っていたのに、その時の空気で開戦に走ってしまった。その話も、村山先生はよくお話してくださいました。

空気を読む、というのは、悪いことだとは思いません。いい方向に働けば、意見の違ういろんな人達をまとめることが出来るし、人を傷つけることも少なくなります。日本人がいるとチームがまとまるから、サッカーやNASAで日本人が重宝されている、という話も村山先生から教わりました。

しかし、過度に空気を読むことを強いられると、自分の意見を言うことがいけないことのように感じてしまいます。日本人がディベートが苦手なのは、そういったところにも原因があるのかも…。たくさんの人の意見を聞いて、現実を正しく捉えないと、戦略は立てられないんじゃないかな?

「空気の研究」という、山本七平さんの本があります。沖縄のセミナーで課題図書となった本です。空気を読む、ということに関しては、この本をもう一度、読み返してみることにします。でも、この本、難しいんですよ~💦

そこで、もう少し簡単に考えてみました。意見が合わない人とうまく会話をする知恵は、気学の中にありますよね。

相剋の関係です。

相剋の関係を知ることで、もっと意見を戦わせることができるかもしれない。村山先生は、「相剋は凶ではない」と常々仰っていました。自分と違う意見を知ることが大事なんだ、と。でも、自分の意見を言うことって、結構勇気がいったりします。なんとなく、まぁいっか、で済ましてしまうって、ありますよね~💦

でも、勇気を出して、自分の考えを書いてみようと思います。

続く!

 

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