天気の子

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「天気の子」、観てきました!私は、非常に前向きで夢のあるラストだと感じました。

ネタバレ満載なので、これから鑑賞される方は、観た後に読んでくださいね!

 

 

不思議なシンクロがありました。まず、舞台となるのは新宿。非常に見慣れた景色が出てきます。MZ近くの歌舞伎町への入り口になる交差点の風景などです。

次に、主人公の少年・帆高が世話になる須賀の事務所の住所は、新宿区山吹町。これ、私が最初の仮吉方で3ヶ月住んでいた場所の近所で、毎日歩いていた所なんです。そこは・・・、書いていいのか迷いますが、先生のお住いの近く。

もうひとりの主人公である、少女・陽菜は、母子3人で暮らしていたのに、たった15歳で母を亡くし、小学生の弟と二人で暮らし、その生活費を稼ぐ生活をしています。これ、先生と同じ。

陽菜の特殊能力は、稲荷系の自然霊がついていて、その力を使いすぎると代償を払わなくてはいけない、と占い師が言うんですが、稲荷神は願いに対する代償を必要とする、というのは、先生に教わったこと。

月刊ムーの記事を書いている須賀が訪れた神社の神主が「なにが異常気象だ!観測史上初とか言っているが、せいぜい100年のこと。神社の天井絵が書かれたのは800年前!」と言っているんですが、これも先生が気学の成り立ちのお話の中で、「今の科学なんてたかだか100年!」と仰っていたのと通じます。そしてその神主は、「天と地の間に住む人間は、仮住まいさせてもらっているだけ。」とも話します。

なんでしょうね。なぜその場所なの?なぜその設定なの?と思ってしまいました。

そして。陽菜は、晴れにする力を持つことで、人柱になる宿命を背負うことになります。陽菜が天に帰ることで、異常気象を正常に戻すことができるのです。陽菜は迷いながらも、自分の宿命を受け入れ、世界のために人柱となります。その瞬間、雨続きだった空が快晴に。でも陽菜に恋する帆高は、陽菜を取り戻すべく、空へ。世界の秩序よりも、自分のために生きることを選びます。陽菜が戻ったことで止むことのない雨が降り続き、東京は水没。

ここまでの物語をまとめると、救いのない話に思えてしまいます。でも、私は先生からのメッセージのように感じました。陽菜は宿命を受け入れて天に昇る=死を受け入れますが、本当は死にたくなんかないはず。帆高が迎えに来た時、迷いながらも現世に戻ります。雨がやまなくなることを知りながら。このシーン、私には「宿命だからとあきらめるな!自分の人生は自分で選択しろ!」と言われているように感じられたんです。そして、「まずは自分が幸せになること!」という、先生の言葉が聞こえてくるようでした。

その結果、雨はやむことなく降り続き、東京が水没するわけですが、東京の人々にあまり悲壮感がないんです。一人は、「もともと東京は海だったのよ。元に戻っただけ。」と言います。須賀は「世界なんて、どうせもともと狂ってるんだ。」と言います。ニュースは「今日は穏やかでしょう」なんていう天気予報を流します。そして、海となった東京の街に、たくさんの船が行き交う様子が流れます。

人は慣れる。そう思いました。そして、そうやって環境に適応することで生命は進化してきたんだ、という事実を思いました。今の穏やかな天候は、地球の歴史の中から見たらホンの一瞬のこと。私達は奇跡のような時間に生かされているんだ、ということも。

すべては変化していく。変化しないものは存在しない。でも、その変化をさらに変化させていく。これは易の思想です。どんな変化もポジティブに受け入れることでさらに変化させられる、どんな宿命があろうとそれすら変化させればいいんだ、と受け取りました。映画のラストで「大丈夫!」という言葉が出てきます。きっと、大丈夫!なんだと思います。この映画の主題歌は、「愛にできることはまだあるかい」。まだ、あるんだと思います。この、奇跡のような地球を守るために。

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