アナ雪とスター・ウォーズの考察2

今回は内的考察、ということで、心の内側の話です。

まず、アナと雪の女王1で、ずっと自分の殻に閉じこもっていたエルサが自分を受け入れ、ありのままの自分になることができました。あれって、アイデンティティを取り戻す話だったと思うんです。気学の言葉でいえば、「内気の充実」です。内気が充実することで初めて「外気を活用」することができるようになります。それがアナと雪の女王2だったと思います。アイデンティティの概念については、以前ブログで書いたことがあるのですが、なかなか難しいんです。興味を持っていただいた方は、過去の記事を読んでみてくださいね。

アイデンティティ

アイデンティティ2

アナと雪の女王1でアイデンティティを取り戻したエルサは、今の自分が本当の自分ではないことに気がつき始めている、それが、あの不思議な声なんだと思いました。だから、あの不思議な声は、エルサ自身の内側の声、と考えることができます。その内なる声に従うことが、「旅の始まり」と感じました。

TOEという心理学のプログラムがあります。マインドズームで受けられるのですが、そこで学ぶのは、いかに自分の殻を脱ぎ捨てて、自分の夢や望みを現実にするか、という方法なんですが、ほとんどの人は本来の自分の力を発揮できていないのです。それは、“いけてない自分”でいた方が楽だから。TOEでは、その“いけてない自分”から脱却する方法を学ぶのですが、これがなかなかスムーズにいかないことがあるんです。それは、無意識に過去の“いけてない自分”に留まろうとするから。エルサはアイデンティティを取り戻し、ようやく“いけてない自分”から脱却し始めています。もちろん、無意識に。それが、アナ雪2の「into the unknown」の歌詞に表れています。

イントゥ・ジ・アンノウン 
イントゥ・ジ・アンノウン 
イントゥ・ジ・アンノウン


聞こえてる でも無駄よ 
目を覚ませ 起きろと 
どこかで呼ぶ 謎めいた声 
無視をすれば 消えてゆくのか 
ああ おお


どうかしてるわ 
空耳よ きっと 
だまされる はずがない 聞く気はないわ 
愛する人たちは ここにいるの 
危険をおかすこと 二度としないわ 
冒険にはもう うんざりしてる 
それでも あの声は 求めてる 
未知の旅へ 踏み出せと 
未知の旅へ


どうして 呼び続けてるの 
あなたは私に似た誰かなの? 
本当はここにいてはいけないと 
見つけに来いというのね


みんなと違うと 感じてきたの 
だから 心が望むの 
未知の旅へ 踏み出せと 
未知の旅へ


おお 
あなたはどこなの 姿を見せてよ 
おお おお おお 
おお おお おお 
どこへ行くの? ついてゆく 
未知の旅へ 踏み出そう!

Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/mizuki-nakamoto/into-the-unknown/

今まで慣れ親しんだ自分と周囲の人々。そこに留まりたいエルサ。でも、本当の自分は「そこに留まってはいけない」と言っています。その本当の自分を見つけ出すのは、自分から見つけに行くしか方法はないのだと。未知の世界へ。

映画の中でエルサがアートハランに渡ろうとダークシーで闘う姿を見て、あぁ、こんなに本来の自分にたどり着くのに葛藤があるんだ、と感じました。スターウォーズでもそうですね。レイが荒波を乗り越えてたどり着いたデス・スターで、ダークサイドの自分に「本当の自分を怖がるな」と言われます。必死に闘うレイ。どちらも自分を見るようで、心が痛くなりました。「今のままの自分でいい。十分満足してる。」これ、気学的には「七赤の凶」の状態なんです。今のままの安定した状態でいることは、安心だし、快適だし、この状態がずっと続いて欲しい、と誰しもが願うと思いますが、その状態が長く続くと、方位でも家相でも地相でも易でも、「そのままじゃダメだよ」とお知らせが来ます。向上心を失ったらダメなんです。今の日本は、日本中がその七赤の凶の状態にあると思います。それを村山先生が歌で表現されたと考えています。その状態は、私達個人個人が向上心を持つこと以外に解決策はないと思うんです。

そしてもうひとつ。「過去の自分」と向き合うこと。自分自身を否定している状態では、“いけてない自分”を脱却することは不可能なんです。これが苦しい! “いけてない自分”と正面切って向き合うことは本当に勇気がいることですが、気学を使って、私は乗り越えたと思っています。まだ完全ではありませんが。この状態が、荒波と闘っているエルサとレイなんだと思いました。

でも二人は、その闘いに勝利して、過去の償いを成し遂げます。それが、「復活」で表されていると感じました。二人は新しい自分に生まれ変わったんですね。自分の本当の居場所を見つけたエルサがイキイキと飛び回る様子は、未知の世界に踏み出せば、必ず大きな喜びが待っているよ、というメッセージと受け取りました。

ここからさらに深堀りします。

エルサにだけ聞こえている不思議な声。その声は、エルサにだけ囁いているのではなく、すべての人に囁いているんだと思うんです。聞こえないのは、こちらが聞こうとしないだけ。もしくは、もうすでに本来の自分になった人。その声が求めているのは、すべての人が本来の自分に気付くこと。

エルサとレイが闘っている暗い荒波の海は、フロイトのいう無意識を表していると思いました。仏教の言葉でいう末那識。この無意識には、人の意識に上らない、抑圧された記憶が詰まっているとされています。要するに過去のトラウマなどです。エルサもレイも、幼児期にトラウマになる出来事を体験しています。どんな人も、幼児期にトラウマになるような体験があると、その記憶が大人になっても影響を及ぼしてくるのです。この負の記憶は、TOEや気学でプラスに書き換える方法を学べます。学んだだけでやらなかったら変われませんが💦

この無意識=末那識の領域を越えると、ユングのいう集合無意識にたどりつけます。仏教の言葉でいうと阿頼耶識。この集合無意識=阿頼耶識の概念を理解することが、仏教のいう縁起=「覚醒」の最初の一歩、だと思っています。「鏡の法則」という本にわかりやすく書かれています。「私の目の前に現れる人・現象は、私を表す鏡である」ということ。簡単に言えば、許せない!と思う人や、どうしてこんなことをするんだろうと思うような人は、自分の中にある原因を教えてくれている、ということになります。すべてそうだとは言いませんが、慣れてくるとだんだんわかってきます。「あー、私またやっちゃったな」と。自分で気付けないことを教えてくれるのが、他人なんです。

「しくじり先生」という番組があります。先日、芸人さんの回を見ていたのですが、見事に鏡の法則のまんまでした。鏡の法則は、1対1の関係性の中に現れることが多いと思います。芸人さん達も二人組でした。一番わかりやすいのが夫婦だと思います。割れ鍋に綴じ蓋とはよく言ったものです。共依存、ともいえるかもしれません。

この「縁起」「鏡の法則」を理解すると、他人を責めることがほぼなくなります。だって、原因は自分だから。村山先生は、「毒蛾を呼んでるのは自分だ」と仰っていましたが、このことを仰っていたのだと思います。映画では、アナとエルサ、カイロ・レンとレイ。二人がいて、初めて過去の償いができたわけです。そうなったら、世界から「争い」がなくなるかもしれません。

 

これはあくまでただの私の感想ですから、正しいのかどうかはわかりません。でも、これが今の私の精一杯です。映画をこんな風に観れるようになったのは、村山先生はもちろん、ソフィアヒーリングスクールの西村先生、頸部前彎療法川島整体院の川島先生から学んだおかげです。どの先生から学んだ時も、教わっている時は何を教わってもちんぷんかんぷんの状態でしたが、昨年、集中的に仏教を学ばせて頂いたおかげで、ようやくいろんなことが繋がり、当時教えていただいたことが「あ、こういうことかな?」とわかり始めてきました。時間の概念など、ほんの一端が見え始めた、というところです。「学び」というのは、自分の中で発酵させる時間が必要なことが、ようやく理解できました。先生方からは、「まだわかってない!」と言われそうですが💦

「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」の最後に、“BAD ROBOT”が出てきます。プロダクションの名前のようですが、私は「あ、陰が出てきた」と思いました。易の思想では、最後は未完成で終わるんです。なぜかというと、さらなる成長が始まるから。東洋思想では、完成したと思ったら衰退が始まるんです。2020年の六白は、四緑に廻座し、運勢は最大、最も成長できる時です。この一年でどこまで成長できるか、行けるところまで行きたいと思います。長文、読んでくださってありがとうございました!

 

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中