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村山先生の2007年のDVDを見ていたのですが、そこで先生が仰っていたことを書いてみます。
約6600万年前、ユカタン半島に落ちた小惑星の衝突が恐竜の絶滅の原因になった、ということは有名ですが、それ以外にも5回、生物の大量絶滅が起きているそうです。その時期は、古生物学者によって特定されています。
4億4300万年前
3億6000万年前
2億5000万年前
2億100万年前
6600万年前
1万年前
だそうです。その原因は、気候変動ではないかと言われています。
近年、地球温暖化が問題となっていますが、2007年2月に国際的な専門家でつくる地球温暖化についての政府間機構、Intergovernmental Panel on Climate Change 略称:IPCCが、近年における地球温暖化の原因は間違いなく人類によるものだと断定しています。どうしてそれが断定出来たのかと言うと、なんと、植物の会話によってわかった、というんですよ。植物の動きが、普通とまったく違うんだそうです。
で、大切なのはその原因ですが、二酸化炭素なんだそうです。二酸化炭素が1000PPMを超えると、大量絶滅が起こっているというんです。ここで、昔、先生がお話されていたことを思い出しました。地球には意志がある、というお話です。これはネットで検索してみても出てこない話なので確認は取れませんでしたが、地球には意志があり、二酸化炭素濃度が1000PPMを超えると、その生物を地球上から駆逐するためにわざと隕石をぶつけるんだ、というお話だったと思います。地球が壊れずに表面の生物だけが死に絶える、絶妙な大きさの隕石を呼び寄せるんだそうです。ちょっと、うろ覚えですが💦
現在の地球の二酸化炭素濃度は、気象庁のデータで約420PPM。年々上がり続けています。気象庁のHPにグラフが載っているので確認することが出来ます。今のペースでいくと、今世紀末に1000PPMを超えるのではないかと推測されています。しかし、今のままではもっと早いのではないかと思うんです。北極圏では、世界の2倍の速度で温暖化が進んでいるといわれますが、今年のシベリアの気温、ご存知ですか?38度ですよ。熱波が続いているそうです。ロシアで火力発電所のオイルタンクに亀裂が入り、大量の軽油が流出して大問題となりましたが、その原因も、この気温です。暑さで永久凍土が溶けてきているんです。永久凍土が溶け続ければ、当然海水面は上昇します。水没する地域が出てきますよね。他にも、永久凍土が溶けることで出てくる問題があります。それは「病原菌の復活」です。永久凍土で眠っていた過去の病原菌が現代に復活する、ということです。実際被害が出ているそうです。
2013年にロシアのチェリャビンスク州に隕石が落ち、大きな被害をもたらしました。東京でも、今年7月2日未明、火球が確認され、隕石の落下だったことがわかりました。これは、警告ではないでしょうか。
今日の日経新聞に「ESG 実は高リターン」という記事がありました。ESGというのは、「環境・社会・企業統治」の意味で、これまでの投資は業績や財務状況を重視して選んでいたのに対し、
環境問題に取り組んでいるか
社会貢献に積極的かどうか
従業員への配慮があるか
などを基準に投資先を選ぶことを「ESG投資」といいます。コロナウィルスの影響で株価が急落しましたが、ESGに取り組んでいる企業の株価が、普通の企業の株価を上回った、という内容が書いてありました。そして、コロナ禍で株価が急落した中での、数少ない希望の兆しだ、とも書いてありました。こうした取り組みが金銭的なリターンを生むというのは、非常に喜ばしいことだな、と思います。これで環境問題に目を向ける人が、もっと増えるかもしれないですね!村山先生は、自然を大事に出来ないところは絶対繁栄出来ない、と仰っていました。
いろいろ書きたいので、続くー!