両親のその後

今日は法事で名古屋に。

お寺は何度も来ているのですが、今回、ふと気がついたのは、その土地には不釣り合いなマンションの存在。

田舎で高い建物がほとんどないのに、お寺の真横にニョッキリ、そびえたっているんです。調べてみたら、この方位、北だったんです!家相をご存知の方ならおわかりの通り、北に高い建物はとっても大事。私はこのお寺の住職さんが大好きなんですが、この地相の通りのご家族🎵

さっすがー!

法事の後、実家に。

実は両親とも体調が悪く、特に父は、ガンでした。「仮吉方取ったのに…」という気持ちがひしひしと伝わってきます💦

「健康になると思ってたのに、ガンなんて!」

両親の雰囲気は、どよーん…😞

でもこれ、結構よくある話なんです。自分の両親がそうなってみてよくわかったのですが、吉方を取ったからこそ、ガンが見つけてもらえたんです。でも、なかなかそう思えないですよね💦

父は、随分前から調子が悪く、大きな病院に通っていました。でも、どこも悪くないと言われていたそうです。で、吉方から帰ってきて、自分で他の病院を探して行ったところ、ガンが見つかったとのこと。

この病院、なんと吉方で行っているんですよー。

仮吉方を取ったからこそ、ガンを見つけてもらえて、治療を始めることが出来、そして、方位をみたわけでもないのに吉方で病院に行けた、というわけです。

そういう話と、鑑定上、気になることを話すこと2時間、帰る頃には両親が笑顔になっていました。

気学やってて、よかったーー!

この病気のおかげで、私も両親の子供の頃の話を聞くことができ、私が考えていることも理解してもらうことが出来ました。

あんかけパスタとぴよりん食べて、東京に帰るぞー!

展望と開運

そろそろ年末が近づいてきましたね。

年末といえば、「展望と開運」!

社会運勢学をご存知ない方はピンとこないと思いますが、毎年年末に、次の年をどう過ごしたらいいのか、というセミナーがあるんです。セミナーの前には、「展望と開運」という書籍が発売されます。すでに店頭に並んでいますので、ぜひ、手に取ってみてくださいね!681F9E29-AFCC-4490-882F-A4CDBDBFABBF

我らが師匠、村山先生といえば、「展望と開運」!

今年は勉強が大事な年なので、私も自分で一から「展望」を書いてみることにしました。初の試み、一体どんな内容になるのやら…ドキドキ😅コアイメージだけ、ここでお伝えしようと思います。

来年は、己・亥・八白という年。それぞれ意味があるのですが、八白について。八白の象意は、止まる・改革・蓄める・親族 など。止まる、という現象が起きることから、あまりいいイメージを持てない方が多いように思います。でも、どんな星にも吉の意味と凶の意味があるんです。だったら、なるべく吉の意味を取りたいですよね。それには、個人個人が吉として受け取ることがとても大事。

八白の象意は止める。なら、自分中心の心を止めたい。

今、世界は、自己中心の考え方が蔓延しています。でも、八白を吉で受け取れる人が増えたら、きっとそれが世界を動かすはずだと思うんです。先生は、国民のレベル以上の政治家は出てこないと仰いました。だったら、私たち大衆が変わるしかない。この一年で、どう変わったらいいのか⁉︎

こんな考え方で書いていこうと思っています。

「聞いてみたい」と思っていただける方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡下さい!

1月28日 13:30〜17:30 ¥6000  九段下にて展望セミナーを行います。ご要望がありましたら、他日でも開催させていただきます。

「えー、私個人のことが知りたい!」という方には、個人セミナーも¥10000にて受け付けております。

というわけで、今回は宣伝でしたー😅 どうぞよろしくお願い致します!

世の中のためって?9

前回、井筒俊彦さんの「意識の形而上学」を読んだところで終わりましたが、この本、目次を見ただけで本を閉じたくなります・・・。が!頑張って読みましたよー!

この本は、「大乗起信論」という経典について書かれています。大変難しい本ではありますが、私なりに解釈してみました。まず、難しい用語を、自分の知っている単語に置き換えてみます。

◆真如・無・空・形而上≒仏性

◆無明(妄念)・形而下=今、現在、人間が認識している世界(顕在意識)

◆意味分節体・存在分節体=人間個人・石・木・草など、この世界に存在する「もの」

書いていて頭痛がしてきました💦  本を読んでいないと、さっぱりちんぷんかんぷんだと思いますが、要するに、

「今、現在、人間が認識している世界」は、仏性が分かれて出来上がっている世界だということ。

この世に存在するもの(生命があろうとなかろうとすべてのもの)は、すべて仏性でできている、ということ。

を、論じているのです。・・・と思います💦

これ、道元禅師の話と共通してますよね?道元禅師は「一切衆生悉有仏性」を、「人間というのは、仏性の一切れである」と仰っています。

村山先生は、道元禅師のいう「仏性」と、ユングのいう「集合的無意識」が同じものである、と教えてくださいました。実際、仏教の言葉で、末那識・阿頼耶識という言葉があるのですが、

末那識(まなしき)=フロイトのいう無意識

阿頼耶識(あらやしき)=ユングのいう集合的無意識

と、捉えられているのです。(・・・若干、微妙ですが。)

これ、すごいと思いませんか?お釈迦様は2500年前の方ですよ。この時、すでにこういう考えを説いていた、ということになりますよね。道元禅師、今から約800年前の方です。この時にユングと同じ考えを書き残しているわけです。もっと言えば、お釈迦様の前にも、同じような考えがあったわけです。いかに東洋思想が素晴らしいか!

そして、村山先生は、

「人間は、もともとの持っている心に、自分も幸せになり、人をも幸せにする、絶対の心を持っている。一切れ持っている。この一切れを、どこまで拡大させるかが、人間の最も大事な所。」

これが道元禅師の主張だと仰います。

さらに、

「自分の心の中に寝ている、自分を幸せにする心、それをどうやって自分の顕在意識に持ち上げて、自分の中で、アイディアとして持ち上げられるか。他からこの人を救おう、なんて、絶対できやしない。全部、自分の問題は自分で解決できるだけのものを自分で持っている。もっと言うと、解決できる問題以外はない。だから、自分の周りにある、自分の生活に起きている悩みから、逃げてはいけない。悩みをごまかしてはいけない。絶対解決できる問題しかないから。逃げるな、ごまかすな。全部自分で解決できる。」

これが村山先生の基本的な人生観だとおっしゃいました。この人生観は、道元禅師の仏性論を学んだ時から持った人生観だそうです。

もう、しびれますよね。これこそ、道元禅師のいう「修行」だと思うんです。

そして、

この一切れを、どこまで拡大させるか

ですよ。「一切れ」って、いったい何だ、ということです。

仏教が第一の目的とするところは何か。それは、「さとり」をひらくこと、でした。では、「さとり」を開くとは?

自分の潜在意識の奥の奥の深層までいくと、すべては繋がっていると理解すること。

これが「さとり」の第一歩だと、私は考えています。これが正しいのかどうかすら、わかりません。なにしろ、仏陀はお釈迦様ただ一人なんですから・・・。でも、仏教の経典は、2500年かけて、ずっとこのことを伝え続けています。そして、「哲学」という学問も、このことをずっと論じているのだと思います。

もちろん村山先生も、このことを私達に伝えようと、様々なお話をしてくださっていました。私はそれに気づくのに、何年もかかりましたけど・・・。

2019年版「展望と開運」の「はじめに」にも、このことが書かれています。村山先生の想いが伝わってきます。

この「一切れ」というのは、すべてが繋がっている大生命(仏性)から分かれた「一切れ」=人間のことでもあります。要するに、「私」は、宇宙の大生命の「一切れ」である、ということ。だとしたら、「私」というのは、自分自身と思っているこの私はもちろんのこと、家族も、会社の同僚も、地域の人すべても、地球上すべての人も、「私」と捉えることができるわけです。

だからこそ、「自分自身と思っている私」が自分を整え、幸せになっていったら、すべての生命に、地球自体に、影響を与えうる、ということだと思うんです。自分自身と思っているこのちっさな「私」をどこまで変化させることができるか。だからこそ、「どこまで拡大させるか」、なんだと思っています。

これ、気学の考え方もまったく同じだと思うんです。

気学は、「九星気学風水」といって、地球上のすべてのものを9つに分類して、九星としています。ということは、大きな「一切れ」が9つある、ということですよね。そして、「世の中のためって?1~3」で書いた、「内気と外気」の話、あれも、「私」が大きくは宇宙にまで影響を及ぼす、という話でした。気学・易は、「太極」からすべてが分かれ出た、と説いています。そして、その分かれ出たものの特徴・分かれ出たもの同士の関わり方・物事の考え方・行動指針を教えてくれています。私はこれを、「地球のルール」だと考えています。気学・易は、5000年以上前にできたものなんですよ。仏教より2500年以上前から、「地球のルール」を説いているんです。すごいですよね!

九星気学風水・易・仏教を学んで「私」を幸せにしていくことが、世の中のためになると信じています。これが正しいかどうかを検証するには・・・実践あるのみ!