アイデンティティ2

ae4d9d8151d45e9f2d55cd7582a45c36_s

前回、「アイデンティティというのは、何のために生まれてきたのか、ということではないかと思う」と書きましたが、先生のDVDを確認してみたところ、先生がそう仰っていました。なので、アイデンティティというのは間違いなく「何のために生まれてきたのか」ということです。で、使命とか天命ということになっていくのですが、まず

天命というのは「天が与えた役割」

使命は「天が決めた命をどう自分が自覚するか」

運命は「その自覚に基づいてどう生きているか 実践しているか」

宿命は「自分の過去のすべてのこと」

を言います。村山先生から気学を学んだ方なら誰でもご存知のことですが、あらためて書くと「うーん、私、出来てるかしら??」と思いますねー😅 詳しく知りたい方は、社会運勢学を学んだ先生の講座で教えてもらってくださいね!

その「天命・使命」を、どうしたら知ることが出来るのか、というと、自分の命を学ぶこと。要するに気学を学ぶとその中から見えてきます。・・・なんだ、結局宣伝か!となってしまいますが、本来は気学を学ばなくてもわかるはずだと思うんです。そうでなければ、自分の天命にたどり着ける人は限られてしまいますよね。そんなはずはありません。では、どうしたらいいのか。

自分の目の前に来たことを、一生懸命やってみる

これしかないと思うんです。あくまで私の意見ですが、自分の過去を振り返ってみて、それしかない、という結論になりました。特に、アイデンティティが何かを知らないまま大人になった人は。私は、自分が何のために生まれてきたのか、なんて考えたこともなかったけど、なんだかよくわからない小さな「やってみようかな?」ということをやってきたら、気学講師になっていたんです。村山先生に出会うまで、気学の気の字も知らなかったのに。

例えば、「ホームレス中学生」という本を書かれた、麒麟の田村さん。中学生でホームレスなんて、辛いに決まってますよね。私だったら生きていられなかったかも・・・。でも、田村さんは懸命に生きたんですよね。ホームレスという状況でも諦めることなく生きたからこそ、大人になってその体験を本にすることができ、世の中の人に感動を与え、そして現実にホームレスになってしまう中学生がいる、ということも世の中に知らしめました。それは田村さんの使命の1つだったんだと思います。

さかなクン、今では東京海洋大学客員准教授で、タレントとしても大活躍しています。でも、もし身近にさかなクンのような人がいたらどう思いますか?「魚に詳しくても儲からないよ」とか思ったりしそうですよね。実際、成績も伸びなかったそうですから…💦昔の私なら絶対そう思ってます。でも、さかなくんのお母様は、彼に好きなことを自由にさせてあげようとされたんですね。そのおかげでさかなクンは、子供の頃から自分の天命を生きることができたのではないかな、と思うんです。

「大企業に入ったら安泰だから」とか「親が自分ができなかったことを子供にやらせようとする」とか「公務員なら食いっぱぐれない」とか。自分の人生を考える時、こんな基準で考えてませんでしたか?こういう基準で物事を考えると、なかなか本当の自分の人生を生きることが難しくなるのではないかな、と思います。

自分のやりたいことが見えている方はそこに向かっていけばいいけれど、そうでない方は、まず自分が好きなことは何かを探してみる、とか、子供の頃の夢を思い出してみる、とか。それもわからない!という方は、目の前のことを一生懸命やってみてください。そこから何かを学べるはずです。学ぶべき何かを学び終わった時、次への扉が開きます。それは何か挫折することかもしれない。会社をクビになるのかもしれない。でも、勇気を出して、次へのステージへ進んで下さい。必ず道は開けます。

私の子供の頃の夢は、「宇宙飛行士」と「天文学者」だったんです。どっちも、今更むーりー!と思っていましたが、NZの仮吉方から帰ってくる飛行機の中で、パイレーツ・オブ・カリビアンを見たんです。ヒロインは天文学者でした。それを見ていて、「昔の天文学って、気学のことだ!」と気付いたんです。私は子供の頃の夢を叶えていたんですね。「五十にして天命を知る」とは孔子の言葉ですが、本当にそうなんだ!と、感動で泣きました。きっと、今気付いていなくても、みんな必ず使命・天命への道を歩んでいるんだと思います。

あなたの本当にやりたいことは何ですか?あなたの子供の頃の夢は何でしたか?

アイデンティティ

a23c2a830d4c7b9ef6a25560c535b342_s

前回の投稿からかなり時間がたってしまいました。2020年の展望を最初から自分で書いているのですが、これがまた難しくって💦 でも、去年から始めたのですが、展望を書くとものすごく勉強になるんです。来年は月や日の運勢も書けたらいいなーっと、自分のハードルを上げてみる・・・頑張ってみます😑

さて、先日、マインドズームの今年最後の釋さんの仏教塾に行ってきました。今回のお話は簡単に文章にできるような内容ではなく、こちらの覚悟を問われるような迫力の内容でした。これはもっと自分の中で発酵させなくてはなりません。そこで、今回は釋さんのお話から思い浮かんだこと、「アイデンティティ」について書いてみようと思います。

村山先生に出会って、気学がちんぷんかんぷんだったことは当然なんですが、それ以外にも初めて聞く言葉・概念がたくさんありました。そのひとつが「アイデンティティ」です。アイデンティティという言葉はそれほど珍しい言葉ではありませんが、その「概念」というと、理解されている人のほうが少ないのではないかなと思います。実を言えば、今でも私はアイデンティティを理解できていません。たぶんこうではないかな?くらいの認識です。では、アイデンティティって?

自己認識。自分とはいったい何か。

日本ではアイデンティティは「自己同一性」と訳されていますが、これ、わかりますか?私はさっぱりわかりません💦
村山先生はアイデンティティを
「自分とは一体何か。その自分はどこへ行こうとしているのか。名前ではなく、仕事ではなく、性別ではなく、自分は何者かを説明できるか。」
と説明してくださいました。
・・・言えますか??正直、私はスパッと答えることができません💦初めてこれを聞いたときには、言われている意味すらまったくわかりませんでした。ちょっと自己弁護すると、そもそも日本では、アイデンティティが何か、ということを教えていないのです。だから、ほとんどの人がわからない。諸外国は違うんだそうです。欧米でも中国でも徹底して教えるそうです。小学校高学年の反抗期、それは自分と社会の接点がわかる時で、この時に「自分とはなにか。将来何をするのか。どうするべきなのか。」ということをきちんと教えるそうなんです。

村山先生の元で気学や仏教、心理学を勉強してきて、今、私が「こういうことなんじゃないかな」と思うのは、「何のために生まれてきたのか」ということがアイデンティティと言えるのではないか、ということです。それは、「使命」「天命」とも言いかえられるかもしれません。
例えば、漫画家になるために生まれてきたとします。漫画家になるためには、まず絵が描けなければなりません。そうすると、絵の勉強をしますよね。でも、絵が描けるだけではストーリーは書けません。人の心に響くような漫画を描こうと思ったら、ストーリーも大切ですから、人生のいろんな経験をしないとならないですよね。
そうすると、例えば会社勤めをしていても、「今、自分は漫画を書くためのネタ作りをしているんだ」と言えるかもしれない。
逆に、大企業に入って個人ではできないようなこと、例えば石油の発掘とか?いい例が思い浮かびませんが😅、そういう大きなことをするために生まれてきた人は、「今自分は、大きな仕事をするために会社に入った」というかもしれません。
同じ会社勤めをしていても「何のために生まれてきたのか」で、捉え方も目的も違ってきます。でも、「何のために生まれてきたのか」がわからないと、「今、何をしてるの?」と聞かれたら「会社員です」とか、「総務にいます」とか、「派遣でこの会社にいます」としか答えられないですよね。目的がわからないのだから。じゃあ、どうしたら生きる目的がわかるの?
・・・続きは次回に〜😅