レプティリアンって?

えー、スピリチュアルをご存知ない方にはちんぷんかんな話になりますが、レプティリアンという言葉があります。「人型爬虫類」という意味で、神話に出てくる半人半蛇のことを指すこともありますが、スピリチュアルの世界では現実にこの世に存在するものとされています。このレプティリアンが、人間を食べるらしいんですよ。荒唐無稽すぎますよね。

しかーし!ある意味、これって真実だと思うんです。この言葉通りに受け取るから理解し難いことになりますが、解釈すれば、普通の話になります。

まず、レプティリアン=人型爬虫類ということですが、これ、「爬虫類脳」のことを言っているのではないかと思うんです。「ドラゴン脳」とも言います。

1960年代にポールマクリーン博士が唱えた「脳の三位一体説」という理論があるのですが、

爬虫類脳   脳幹

哺乳類脳   大脳辺縁系

人間脳    大脳新皮質

というふうに脳を三層にわけて考えました。爬虫類脳は生命維持のための本能を司り、哺乳類脳は感情、人間脳は思考を司る、となっています。で、この爬虫類脳は、生きるための本能を司っているので、自己中心的で短絡的な欲求しかなく、新しい行動を嫌う、とされています。

今の人間がこの爬虫類脳の生き方になってきているよ、ということを、「レプティリアンに人間が食べられている」と表現したのではないかと思うわけです。

この世には、霊ではなく、宇宙意識とコンタクトを取れる方が存在するのですが、そういう方が受信した情報を判断する方がいらっしゃって、その方を「審神者(さにわ)」と言います。審神者がいなくても受け取った情報を解釈出来る方もいらっしゃるんでしょうけど、そうでない方が受け取った内容が、「レプティリアンが人間を食べる」になってしまったのではないかな、と思うんです。もしかしたら本当にそんな怪物みたいなのがいるのかもしれませんが、私は遭遇したことがないのでわかりません。絶対遭遇したくないですが💦

で、このレプティリアン、エリザベス女王がレプティリアンだと言われているんです。なぜエリザベス女王??と思っていたのですが、イギリスは最近、EU離脱が決まり、ヘンリー王子の王室離脱も決まりました。これ、どちらも「自分のことしか考えてない行動」と取ることが出来ますよね。爬虫類脳的だと捉えられるのではないでしょうか。レプティリアンというのは随分前からある言葉ですが、この動きが予測されていたのかもしれないと考えています。

で、この「脳の三位一体説」ですが、最近ではこの説が否定されています。脳を三層に分けることは出来ず、もっと複合的に働いていることがわかってきたそうです。ですから、爬虫類脳的な行動も、今後は切り替わっていくのではないかな?と期待しています。

いやいや、本当にレプティリアンはいるんだよ!という方、一緒に写った写真などあれば教えて下さい。でも、くれぐれも連れて来ないで下さいね!

宇宙人のお話

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前回、「今年は大きく成長するぞ!」と書きましたが、さっそくその機会をいただきました。「アナ雪とスター・ウォーズの考察」を、ご自身のブログで紹介してくださった鹿児島UFOさんのご縁で、「宇宙人が、今伝えたい!絶対に得する秘密3つだけ教えます!」という、前里光秀研究所さんの新年会に行ってきました。

宇宙人??正直最初は「レプティリアンに喰われないように」とかなのかな?とか、失礼なことを考えていました😅 がっ!!お話が始まって聞いている内に、その内容が気学とまったく一緒なことに気付き、もう嬉しくなってしまいました!

まず、AIは敵ではない、ということ。これ、村山先生も仰ってました。「なぜ、AIのおかげでもっといろんなことが出来るようになる、と思わないですかね」と仰っていたんです。で、その理由を前里光秀研究所の前里光秀さんがお話されていたのですが、村山先生が仰る「お手配」のお話だ!と、私は受け取りました。

次に、病気のお話。前里光秀研究所さんでは、ヒーリングもやってらっしゃるそうなんですが、

この病気になるのは、こういうことが原因

こういう症状が出ているのは、こういう感情が原因

ということをお話されていて、それが気学の象意と同じだったんです!要するに、社会運勢学でいう「裏なり」ですね!もう、この段階で私は「わーーい🎵」の状態でした。

そして、今年どうしたらいいか、というお話で、「今までとまったく同じではいけない」とか「出すことが大事!」とか、こちらも「展望ですか??」というくらい内容が似ていて、「村山先生、宇宙人に気学教えました??」とか考えてました。でも、それは違いますね。正確には、村山先生は宇宙人だったんだと思います。もっと正確には、「宇宙人は気」なんだと思います!・・・たぶん。

ふだんの気学から離れて違う視点からお話を伺い、自分の足りてなかったことがハッキリしました。実は、前日に展望の縮小版をさせていただいたのですが、そこに来ていただいた方の中に、すでに全部実践してらっしゃる方がいて、その方からも同じお話を伺い、「おー、シンクロ✨」と思っていたのですが、もっと「考えるな!」を実践しようと思います。そして「出すこと!」をもっと意識してみます。・・・ので、これからもっと書いていきますー!レプティリアンのことも書きたいんですー!この感想も書いてしまいましたが、前里光秀研究所さん的には大丈夫なのかしら・・・

で、前里光秀研究所の和田さんにお伺いしたところ、快く承諾して下さいました!

お話くださった前里さん、機会をくださった鹿児島UFOさん、ありがとうございました!

鹿児島UFOさんブログ

https://plaza.rakuten.co.jp/kagoshimalife/

 

 

アナ雪とスター・ウォーズの考察2

今回は内的考察、ということで、心の内側の話です。

まず、アナと雪の女王1で、ずっと自分の殻に閉じこもっていたエルサが自分を受け入れ、ありのままの自分になることができました。あれって、アイデンティティを取り戻す話だったと思うんです。気学の言葉でいえば、「内気の充実」です。内気が充実することで初めて「外気を活用」することができるようになります。それがアナと雪の女王2だったと思います。アイデンティティの概念については、以前ブログで書いたことがあるのですが、なかなか難しいんです。興味を持っていただいた方は、過去の記事を読んでみてくださいね。

アイデンティティ

アイデンティティ2

アナと雪の女王1でアイデンティティを取り戻したエルサは、今の自分が本当の自分ではないことに気がつき始めている、それが、あの不思議な声なんだと思いました。だから、あの不思議な声は、エルサ自身の内側の声、と考えることができます。その内なる声に従うことが、「旅の始まり」と感じました。

TOEという心理学のプログラムがあります。マインドズームで受けられるのですが、そこで学ぶのは、いかに自分の殻を脱ぎ捨てて、自分の夢や望みを現実にするか、という方法なんですが、ほとんどの人は本来の自分の力を発揮できていないのです。それは、“いけてない自分”でいた方が楽だから。TOEでは、その“いけてない自分”から脱却する方法を学ぶのですが、これがなかなかスムーズにいかないことがあるんです。それは、無意識に過去の“いけてない自分”に留まろうとするから。エルサはアイデンティティを取り戻し、ようやく“いけてない自分”から脱却し始めています。もちろん、無意識に。それが、アナ雪2の「into the unknown」の歌詞に表れています。

イントゥ・ジ・アンノウン 
イントゥ・ジ・アンノウン 
イントゥ・ジ・アンノウン


聞こえてる でも無駄よ 
目を覚ませ 起きろと 
どこかで呼ぶ 謎めいた声 
無視をすれば 消えてゆくのか 
ああ おお


どうかしてるわ 
空耳よ きっと 
だまされる はずがない 聞く気はないわ 
愛する人たちは ここにいるの 
危険をおかすこと 二度としないわ 
冒険にはもう うんざりしてる 
それでも あの声は 求めてる 
未知の旅へ 踏み出せと 
未知の旅へ


どうして 呼び続けてるの 
あなたは私に似た誰かなの? 
本当はここにいてはいけないと 
見つけに来いというのね


みんなと違うと 感じてきたの 
だから 心が望むの 
未知の旅へ 踏み出せと 
未知の旅へ


おお 
あなたはどこなの 姿を見せてよ 
おお おお おお 
おお おお おお 
どこへ行くの? ついてゆく 
未知の旅へ 踏み出そう!

Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/mizuki-nakamoto/into-the-unknown/

今まで慣れ親しんだ自分と周囲の人々。そこに留まりたいエルサ。でも、本当の自分は「そこに留まってはいけない」と言っています。その本当の自分を見つけ出すのは、自分から見つけに行くしか方法はないのだと。未知の世界へ。

映画の中でエルサがアートハランに渡ろうとダークシーで闘う姿を見て、あぁ、こんなに本来の自分にたどり着くのに葛藤があるんだ、と感じました。スターウォーズでもそうですね。レイが荒波を乗り越えてたどり着いたデス・スターで、ダークサイドの自分に「本当の自分を怖がるな」と言われます。必死に闘うレイ。どちらも自分を見るようで、心が痛くなりました。「今のままの自分でいい。十分満足してる。」これ、気学的には「七赤の凶」の状態なんです。今のままの安定した状態でいることは、安心だし、快適だし、この状態がずっと続いて欲しい、と誰しもが願うと思いますが、その状態が長く続くと、方位でも家相でも地相でも易でも、「そのままじゃダメだよ」とお知らせが来ます。向上心を失ったらダメなんです。今の日本は、日本中がその七赤の凶の状態にあると思います。それを村山先生が歌で表現されたと考えています。その状態は、私達個人個人が向上心を持つこと以外に解決策はないと思うんです。

そしてもうひとつ。「過去の自分」と向き合うこと。自分自身を否定している状態では、“いけてない自分”を脱却することは不可能なんです。これが苦しい! “いけてない自分”と正面切って向き合うことは本当に勇気がいることですが、気学を使って、私は乗り越えたと思っています。まだ完全ではありませんが。この状態が、荒波と闘っているエルサとレイなんだと思いました。

でも二人は、その闘いに勝利して、過去の償いを成し遂げます。それが、「復活」で表されていると感じました。二人は新しい自分に生まれ変わったんですね。自分の本当の居場所を見つけたエルサがイキイキと飛び回る様子は、未知の世界に踏み出せば、必ず大きな喜びが待っているよ、というメッセージと受け取りました。

ここからさらに深堀りします。

エルサにだけ聞こえている不思議な声。その声は、エルサにだけ囁いているのではなく、すべての人に囁いているんだと思うんです。聞こえないのは、こちらが聞こうとしないだけ。もしくは、もうすでに本来の自分になった人。その声が求めているのは、すべての人が本来の自分に気付くこと。

エルサとレイが闘っている暗い荒波の海は、フロイトのいう無意識を表していると思いました。仏教の言葉でいう末那識。この無意識には、人の意識に上らない、抑圧された記憶が詰まっているとされています。要するに過去のトラウマなどです。エルサもレイも、幼児期にトラウマになる出来事を体験しています。どんな人も、幼児期にトラウマになるような体験があると、その記憶が大人になっても影響を及ぼしてくるのです。この負の記憶は、TOEや気学でプラスに書き換える方法を学べます。学んだだけでやらなかったら変われませんが💦

この無意識=末那識の領域を越えると、ユングのいう集合無意識にたどりつけます。仏教の言葉でいうと阿頼耶識。この集合無意識=阿頼耶識の概念を理解することが、仏教のいう縁起=「覚醒」の最初の一歩、だと思っています。「鏡の法則」という本にわかりやすく書かれています。「私の目の前に現れる人・現象は、私を表す鏡である」ということ。簡単に言えば、許せない!と思う人や、どうしてこんなことをするんだろうと思うような人は、自分の中にある原因を教えてくれている、ということになります。すべてそうだとは言いませんが、慣れてくるとだんだんわかってきます。「あー、私またやっちゃったな」と。自分で気付けないことを教えてくれるのが、他人なんです。

「しくじり先生」という番組があります。先日、芸人さんの回を見ていたのですが、見事に鏡の法則のまんまでした。鏡の法則は、1対1の関係性の中に現れることが多いと思います。芸人さん達も二人組でした。一番わかりやすいのが夫婦だと思います。割れ鍋に綴じ蓋とはよく言ったものです。共依存、ともいえるかもしれません。

この「縁起」「鏡の法則」を理解すると、他人を責めることがほぼなくなります。だって、原因は自分だから。村山先生は、「毒蛾を呼んでるのは自分だ」と仰っていましたが、このことを仰っていたのだと思います。映画では、アナとエルサ、カイロ・レンとレイ。二人がいて、初めて過去の償いができたわけです。そうなったら、世界から「争い」がなくなるかもしれません。

 

これはあくまでただの私の感想ですから、正しいのかどうかはわかりません。でも、これが今の私の精一杯です。映画をこんな風に観れるようになったのは、村山先生はもちろん、ソフィアヒーリングスクールの西村先生、頸部前彎療法川島整体院の川島先生から学んだおかげです。どの先生から学んだ時も、教わっている時は何を教わってもちんぷんかんぷんの状態でしたが、昨年、集中的に仏教を学ばせて頂いたおかげで、ようやくいろんなことが繋がり、当時教えていただいたことが「あ、こういうことかな?」とわかり始めてきました。時間の概念など、ほんの一端が見え始めた、というところです。「学び」というのは、自分の中で発酵させる時間が必要なことが、ようやく理解できました。先生方からは、「まだわかってない!」と言われそうですが💦

「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」の最後に、“BAD ROBOT”が出てきます。プロダクションの名前のようですが、私は「あ、陰が出てきた」と思いました。易の思想では、最後は未完成で終わるんです。なぜかというと、さらなる成長が始まるから。東洋思想では、完成したと思ったら衰退が始まるんです。2020年の六白は、四緑に廻座し、運勢は最大、最も成長できる時です。この一年でどこまで成長できるか、行けるところまで行きたいと思います。長文、読んでくださってありがとうございました!

 

アナ雪とスター・ウォーズの考察

「アナと雪の女王2」と「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」を観てきました。先に観たのは「アナ雪」、あまりにも気学的な内容、それも2020年の「展望と開運」の内容と重なっているようでびっくりしたんですが、その後に観た「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」も、クレジットは「終わりの始まり」。これも、2020年の「展望と開運」の言葉と同じなんです。アナ雪との共通点がいくつもあったように感じて、いろいろ考えてしまいました。順番に考察していこうと思います。これから映画を観る方は、観てから読んで下さいね!

まず、「アナと雪の女王2」。前作で姉妹愛を確認し、魔法の力を制御できるようになって自分を受け入れることができたエルサ。アナやオラフ、クリストフ、スヴェンと、お城で楽しく暮らしている様子が描かれます。でも、エルサの表情は冴えません。それは、不思議な声が聞こえるから。ある日、突然、アレンデール王国に嵐が襲ってきます。国民を高台へと避難させるエルサ。そこにトロールの長がやってきて、古代の魔法が目覚めたことが災害の原因で、過去の償いをしなければならない、と言います。そこでエルサは、不思議な声の主を探す旅に出る決意を固めます。

この突然の嵐で高台に避難する人々を見て、私は昨年の台風19号と東日本大震災のことを思い出しました。2020年は七赤中宮の年。七赤の年は、水害と地震が懸念される年なんです。そして、過去の償いをしなければならない、というのは、2020年の十干、庚の大きな意味のひとつ。ここから、過去の償いをしなければ、大きな災害を止めることができないということではないか、と感じてしまったんです。

旅に出たエルサ達は、霧に包まれた魔法の森に到着します。その森の入り口には、大きな岩が4つ。水・風・土・火の岩でした。気学を学んでいる方ならすぐに気づくと思いますが、五行のうちの4つの要素です。足りないのは金。2020年は七赤金星の年。金星がない、というのも、何か暗示的なものを感じました。

森の中でエルサ達が出会ったのは、30年も森に閉じ込められているアレンデール国の兵士とノーサルドラの民。アレンデール国とノーサルドラ国は30年前、ダムを建設し、それを二国の平和の証としたのですが、その祝宴の席で争いが起こり、それに怒った精霊に閉じ込められていました。エルサ達が到着した時も争っていたのですが、エルサとアナの母親がノーサルドラの民だったことがわかったことから和解。エルサはノーサルドラの指導者から精霊の話を聞き、その謎を解き明かすために不思議な声の元を目指します。

気学では、地球上のすべてのものが9つの星に分類される、と考えるのですが、ダムも祝宴も七赤に分類されます。不思議な声の謎を解くためにエルサが向かうのは、北の海の向こうにある過去のすべてを知る場所・アートハランですが、北も海も一白。一白は七赤の先天で、物事の裏という意味も持ちます。七赤の謎を解くために一白に向かう、というのも、庚の「過去の償い」に通じる思いがしました。ここでスター・ウォーズとの類似点なんですが、スター・ウォーズでは、カイロ・レンがスノークがファースト・オーダーの頂点でないことを知り、その謎を追っています。その謎を解く場所が「アンノウン・リージョン 未知領域」と呼ばれるエクセゴルです。ここでも過去であるパルパティーンとの出会いが待っています。

エルサは一人、アートハランに向かうためダーク・シーに向かいますが、真っ暗な荒れ狂う海と闘います。スター・ウォーズでは、レイがエクセゴルへ行くための鍵であるファウンダーを探すためにエンドアに行き、荒れ狂う海に一人でデス・スターの残骸へ向かっています。この時の光景が、私にはまったく同じに映りました。そして、ここでエルサが出会うのは馬の姿をした水の精霊。レイが出会うのは馬に乗った元ストームトルーパーの脱獄兵。どちらも「馬」が出てきます。馬は気学では六白。

アートハランにたどり着いたエルサは、水の記憶から過去のすべてを知り、自分が凍りつく前にアナにその情報を送ります。洞窟にいたアナは(洞窟も一白)、エルサの情報を受け取り、その原因となっているダムを破壊することを決意。今、自分にできることをやろう!と、一歩を踏み出し、見事ダムを破壊。それによって精霊の怒りが解け、エルサが復活します。スター・ウォーズでは、エクセゴルにたどり着いたレイとカイロ・レンがパルパティーンを倒し、一度は命が絶えたレイをカイロ・レンが復活させます。こうしてアレンデール国は洪水の危機から救われ、スター・ウォーズではレジスタンスが勝利を収めます。

ここから、大元の原因である過去の償いをすることで、大きな災害や戦争を回避できる、ということなのではないか、と感じたのですが、では「過去の償い」って、何を示しているのか。どこまで遡ればいいのか・・・。映画の中でエルサが知った過去というのは、アレンデールとノーサルドラの平和の証としてダムを作ったが、実はそれはアレンデールの王、エルサとアナの祖父であるルナード国王の策略で、本当は魔法を使うノーサルドラを信用することができず、祝宴の際にノーサルドラの長を殺してしまい、戦争になった、ということ。この顛末を観ている時にパッと思い浮かんだのが、「出雲の国譲り」です。天津神が、国津神である大國主命から国譲りを受ける神話ですね。古事記編纂が712年、坂上田村麻呂の蝦夷討伐が793年、蝦夷というのは大和朝廷への帰属を拒否した人々、ということで、出雲の人達ではないか、という説があります。これを考えると、単なる私の感想ですが、この時にアレンデールとノーサルドラの間に起こったことと似たようなことがあったのかもしれない、と思いました。

東洋は数字をデジタルで考えます。例えば、16という数字をアナログで捉えると、15の次、17の前というように、連続として考えますが、デジタルで捉えると、1と6、ということになります。アナログは続き・量で数字を捉えますが、デジタルはひとつひとつの独立した数字として捉えます。時間もそうなのではないかと思うんです。歴史は1本の線のように繋がって考えられていますが、そうではなく、ひとつひとつの出来事が連なっているだけなのではないかと。要するに、出雲の国譲りまで遡って償うということではなく、過去から学べ、ということ、次に来る事象を連続ではなく新しいものを選択したらいいじゃないか、というメッセージだと感じたんです。今、アメリカがイランと戦争になるかもしれない状況になっています。以前、アメリカはIS掃討作戦でクルド人と共闘しましたが、戦闘はほとんどクルド人が行い、命を落としたのは大半がクルド人でした。しかし、ISを抑え込んだ後、米軍は勝利宣言をして撤退、その後のトルコのクルド人への攻撃を許したのです。こんなひどい裏切りがあっていいのか、と、国際的にも随分非難されましたが、過去にもアメリカはこういった裏切りを繰り返しています。イランとの間でも。アレンデールとノーサルドラの間に起きたことも、「裏切り」です。国と国の間ということに限らず、国と国民の間、企業と従業員、企業と消費者、個人間など、あらゆるところでこういった裏切り・不信が横行しているのではないでしょうか。アナは「今自分に出来ることをまずやってみる」ことからダムを破壊できました。私達一人ひとりが、他人事でなく、こういったことに関心を持つこと、今自分にできることを考えることが必要なのではないでしょうか。もう、同じ過ちを繰り返してはいけないと思うのです。

最終盤、エルサが第5の精霊だったことが判明します。映画の中では「氷の精霊」となっていますが、五行で考えればもちろん「金の精霊」ですよね。ディズニーの主要なキャラクターはみんな星が決まっているのですが、生前、村山先生はエルサのことを「あれは絶対に六白だ」と仰っていたんです。六白金星ですね。エルサが精霊となったことで、五行が揃ったわけです。2020年の六白は四緑の上に廻座しますが、四緑の意味は、風・信頼など。六白であるエルサが精霊の信頼を取り戻し、馬(六白)に乗って風(四緑)のように駆け巡り、アレンデールとノーサルドラの架け橋になったわけです。六白の意味は、完成。「信頼」を取り戻し、新しい選択をすることで、未知の世界へ踏み出せ!というメッセージだと感じました。

他にもたくさん気付いたことはあるのですが、書ききれませんー!とりあえず、外的考察は終了、ということで、次回、内的考察を書くことに致します~😅

一年の抱負

Web

昨年はたくさんの方にお世話になり、心より御礼申し上げます。今年もどうぞよろしくお願い致します。気学的には立春が新しい一年の始まりですが、元旦に一年の抱負を書いてみます。

 

2017年6月、社会運勢学会設立パーティが開催されました。その時、病床の村山先生が車椅子で登壇なさったんですが、いきなり、歌を歌われたんです。♪ギンギンギラギラ夕日が沈む という一節、「夕日」でした。正直、「えっ??」と思ったんですが、先生は日本の状況を歌で表現なさったんです。その時は意味なんてまったくわからなかったのですが、今の私は、こう解釈しています。

夕日、というのは西に沈みます。要するに七赤のことを仰っているのだと思います。先生はよく、キラキラはいいけど点をつけたらダメだよ、と仰っていました。ギラギラ、ということですね。何が違うかというと、

キラキラは、前に進もうとするやる気に満ちた状態

ギラギラは、欲や我にまみれた状態

を表現されていたと思うんです。夕日という歌は、こういうギンギンギラギラの夕日が沈んでいく様を歌った歌です。先生はこの時、戦後の日本のことをお話されていました。要するに、欲にまみれたギラギラの生き方が沈んでいく、それによって日本は世界に受け入れられる国になったんだ、ということを仰っていたと思います。

その次に、「春よこい」を歌われました。戦後の日本人が、春よこい、とばかりにがむしゃらに働いている様子を表していらしたと思います。そして最後に、「犬のおまわりさん」を歌われました。

♪迷子の迷子の子猫ちゃん、あなたのおうちはどこですか。

お家を聞いてもわからない。

名前を聞いてもわからない。

にゃんにゃんにゃにゃん にゃんにゃんにゃにゃん

泣いてばかりいる子猫ちゃん

「猫は十二支に入っていない!」と、先生のお言葉。十二支に入っていない猫は、家もわからない=家相を知らない、名前もわからない=姓名鑑定も知らない、要するに気学を知らない、ということを表しているのではないかと思いました。犬は十二支に入っていて北西に位置し、滅する・完成・成果・充実などの意味を持っています。要するに、気学を使っている、ということ。この犬の役割をする団体は、マインドズームと社会運勢学会しかない、それが設立の趣旨だ、という締めくくりでした。

2020年は七赤中宮の一年。村山先生は本命七赤。七赤が中宮に入る年、その意味はとても大きいと考えています。先生の仰る「ギラギラ」の状態ではなく、「キラキラ」にしていかなければなりません。村山先生の一番キライな言葉は、「そこそこでいい」でした。それは、死の最後の瞬間まで向上心を失ってはいけない、ということだと受け止めています。先生はたくさんの種を蒔いて下さいました。その種を大切に育てていくのが弟子の役目。さらなる成長を目指し、向上心をもってキラキラ輝けるように頑張ります!