アナ雪とスター・ウォーズの考察

「アナと雪の女王2」と「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」を観てきました。先に観たのは「アナ雪」、あまりにも気学的な内容、それも2020年の「展望と開運」の内容と重なっているようでびっくりしたんですが、その後に観た「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」も、クレジットは「終わりの始まり」。これも、2020年の「展望と開運」の言葉と同じなんです。アナ雪との共通点がいくつもあったように感じて、いろいろ考えてしまいました。順番に考察していこうと思います。これから映画を観る方は、観てから読んで下さいね!

まず、「アナと雪の女王2」。前作で姉妹愛を確認し、魔法の力を制御できるようになって自分を受け入れることができたエルサ。アナやオラフ、クリストフ、スヴェンと、お城で楽しく暮らしている様子が描かれます。でも、エルサの表情は冴えません。それは、不思議な声が聞こえるから。ある日、突然、アレンデール王国に嵐が襲ってきます。国民を高台へと避難させるエルサ。そこにトロールの長がやってきて、古代の魔法が目覚めたことが災害の原因で、過去の償いをしなければならない、と言います。そこでエルサは、不思議な声の主を探す旅に出る決意を固めます。

この突然の嵐で高台に避難する人々を見て、私は昨年の台風19号と東日本大震災のことを思い出しました。2020年は七赤中宮の年。七赤の年は、水害と地震が懸念される年なんです。そして、過去の償いをしなければならない、というのは、2020年の十干、庚の大きな意味のひとつ。ここから、過去の償いをしなければ、大きな災害を止めることができないということではないか、と感じてしまったんです。

旅に出たエルサ達は、霧に包まれた魔法の森に到着します。その森の入り口には、大きな岩が4つ。水・風・土・火の岩でした。気学を学んでいる方ならすぐに気づくと思いますが、五行のうちの4つの要素です。足りないのは金。2020年は七赤金星の年。金星がない、というのも、何か暗示的なものを感じました。

森の中でエルサ達が出会ったのは、30年も森に閉じ込められているアレンデール国の兵士とノーサルドラの民。アレンデール国とノーサルドラ国は30年前、ダムを建設し、それを二国の平和の証としたのですが、その祝宴の席で争いが起こり、それに怒った精霊に閉じ込められていました。エルサ達が到着した時も争っていたのですが、エルサとアナの母親がノーサルドラの民だったことがわかったことから和解。エルサはノーサルドラの指導者から精霊の話を聞き、その謎を解き明かすために不思議な声の元を目指します。

気学では、地球上のすべてのものが9つの星に分類される、と考えるのですが、ダムも祝宴も七赤に分類されます。不思議な声の謎を解くためにエルサが向かうのは、北の海の向こうにある過去のすべてを知る場所・アートハランですが、北も海も一白。一白は七赤の先天で、物事の裏という意味も持ちます。七赤の謎を解くために一白に向かう、というのも、庚の「過去の償い」に通じる思いがしました。ここでスター・ウォーズとの類似点なんですが、スター・ウォーズでは、カイロ・レンがスノークがファースト・オーダーの頂点でないことを知り、その謎を追っています。その謎を解く場所が「アンノウン・リージョン 未知領域」と呼ばれるエクセゴルです。ここでも過去であるパルパティーンとの出会いが待っています。

エルサは一人、アートハランに向かうためダーク・シーに向かいますが、真っ暗な荒れ狂う海と闘います。スター・ウォーズでは、レイがエクセゴルへ行くための鍵であるファウンダーを探すためにエンドアに行き、荒れ狂う海に一人でデス・スターの残骸へ向かっています。この時の光景が、私にはまったく同じに映りました。そして、ここでエルサが出会うのは馬の姿をした水の精霊。レイが出会うのは馬に乗った元ストームトルーパーの脱獄兵。どちらも「馬」が出てきます。馬は気学では六白。

アートハランにたどり着いたエルサは、水の記憶から過去のすべてを知り、自分が凍りつく前にアナにその情報を送ります。洞窟にいたアナは(洞窟も一白)、エルサの情報を受け取り、その原因となっているダムを破壊することを決意。今、自分にできることをやろう!と、一歩を踏み出し、見事ダムを破壊。それによって精霊の怒りが解け、エルサが復活します。スター・ウォーズでは、エクセゴルにたどり着いたレイとカイロ・レンがパルパティーンを倒し、一度は命が絶えたレイをカイロ・レンが復活させます。こうしてアレンデール国は洪水の危機から救われ、スター・ウォーズではレジスタンスが勝利を収めます。

ここから、大元の原因である過去の償いをすることで、大きな災害や戦争を回避できる、ということなのではないか、と感じたのですが、では「過去の償い」って、何を示しているのか。どこまで遡ればいいのか・・・。映画の中でエルサが知った過去というのは、アレンデールとノーサルドラの平和の証としてダムを作ったが、実はそれはアレンデールの王、エルサとアナの祖父であるルナード国王の策略で、本当は魔法を使うノーサルドラを信用することができず、祝宴の際にノーサルドラの長を殺してしまい、戦争になった、ということ。この顛末を観ている時にパッと思い浮かんだのが、「出雲の国譲り」です。天津神が、国津神である大國主命から国譲りを受ける神話ですね。古事記編纂が712年、坂上田村麻呂の蝦夷討伐が793年、蝦夷というのは大和朝廷への帰属を拒否した人々、ということで、出雲の人達ではないか、という説があります。これを考えると、単なる私の感想ですが、この時にアレンデールとノーサルドラの間に起こったことと似たようなことがあったのかもしれない、と思いました。

東洋は数字をデジタルで考えます。例えば、16という数字をアナログで捉えると、15の次、17の前というように、連続として考えますが、デジタルで捉えると、1と6、ということになります。アナログは続き・量で数字を捉えますが、デジタルはひとつひとつの独立した数字として捉えます。時間もそうなのではないかと思うんです。歴史は1本の線のように繋がって考えられていますが、そうではなく、ひとつひとつの出来事が連なっているだけなのではないかと。要するに、出雲の国譲りまで遡って償うということではなく、過去から学べ、ということ、次に来る事象を連続ではなく新しいものを選択したらいいじゃないか、というメッセージだと感じたんです。今、アメリカがイランと戦争になるかもしれない状況になっています。以前、アメリカはIS掃討作戦でクルド人と共闘しましたが、戦闘はほとんどクルド人が行い、命を落としたのは大半がクルド人でした。しかし、ISを抑え込んだ後、米軍は勝利宣言をして撤退、その後のトルコのクルド人への攻撃を許したのです。こんなひどい裏切りがあっていいのか、と、国際的にも随分非難されましたが、過去にもアメリカはこういった裏切りを繰り返しています。イランとの間でも。アレンデールとノーサルドラの間に起きたことも、「裏切り」です。国と国の間ということに限らず、国と国民の間、企業と従業員、企業と消費者、個人間など、あらゆるところでこういった裏切り・不信が横行しているのではないでしょうか。アナは「今自分に出来ることをまずやってみる」ことからダムを破壊できました。私達一人ひとりが、他人事でなく、こういったことに関心を持つこと、今自分にできることを考えることが必要なのではないでしょうか。もう、同じ過ちを繰り返してはいけないと思うのです。

最終盤、エルサが第5の精霊だったことが判明します。映画の中では「氷の精霊」となっていますが、五行で考えればもちろん「金の精霊」ですよね。ディズニーの主要なキャラクターはみんな星が決まっているのですが、生前、村山先生はエルサのことを「あれは絶対に六白だ」と仰っていたんです。六白金星ですね。エルサが精霊となったことで、五行が揃ったわけです。2020年の六白は四緑の上に廻座しますが、四緑の意味は、風・信頼など。六白であるエルサが精霊の信頼を取り戻し、馬(六白)に乗って風(四緑)のように駆け巡り、アレンデールとノーサルドラの架け橋になったわけです。六白の意味は、完成。「信頼」を取り戻し、新しい選択をすることで、未知の世界へ踏み出せ!というメッセージだと感じました。

他にもたくさん気付いたことはあるのですが、書ききれませんー!とりあえず、外的考察は終了、ということで、次回、内的考察を書くことに致します~😅

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